揺れを感じたり、緊急地震速報が流れた場合は丈夫なテーブルの下や物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない安全なところに移動しましょう。火を使っているときは可能であれば消しましょう。ただし離れている場合、揺れが大きく消すのが難しい場合は無理して消しに行かず、揺れが収まった後に消しましょう。その後は避難ができるよう出口を確保しておきましょう。その後は、ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る行動をとりましょう。
地震発生時にエレベーターに乗っていた場合は、すべての階のボタンを押しすぐにおりましょう。新しいビルについては耐震性が強く倒壊の危険性は低いと考えられます。ただし高層階では揺れが大きくなりやすく、長くゆったりした揺れを感じたときはキャスター付きの大型機などが迫ってくる可能性があるため注意が必要です。
大型商業施設や繁華街、ビル街などで地震に遭遇したときは落下物に注意してください。またガラスが割れると建物の高さの半分ほどの距離まで飛散する危険があるため必要です。落下物の危険のない広場に頭を守りながら避難してください。ブロック塀や自動販売機、電柱などの倒れる可能性があるものには近づかないで下さい。
地震に気づいたら急停車はせず、ゆっくり減速し交差点を避けて左側に寄せて停車させましょう。駐車場や広場があればそこに移動します。そしてカーラジオで地震情報を確認しましょう。
川や海の近くで大きな揺れを感じた場合は津波の恐れがあるためすぐに近くの高い建物に避難しましょう。海や川から離れるという選択は、避難が間に合わない可能性があります。またこの高さなら大丈夫と考えず、できる限り高いところを目指しましょう。
落石やがけ崩れなどの危険があるため速やかに安全な場所に避難する必要があります。
地下鉄は地上に比べて揺れが小さく比較的安全です。壁や柱の近くで頭を守りましょう。揺れが収まったら係員の指示に従って避難しましょう。停電になった場合もすぐに非常灯がつくため落ち着いて非常口に向かいましょう。火災が発生したときは迫ってくる煙とは逆方向の非常口から避難しましょう。
電車やバスに乗っているときに揺れを感じた場合はつり革や手すりをしっかり持って急停車などに備えてください。止まってからは不用意に外に出ないようにしましょう。